最近の話

4月から3年生をやっている。医学部の授業は、そのすべてが必修であり、ひとつも落とせない緊張感がある。2年生までは教養の授業があり、単位を取り終えていた私には、平日に2日ほど休みがあった。しかし、3年生からは教養もなくなり、毎日専門科目で時間割が埋まっている。これがなかなか疲れるのだ。授業はすべてオンラインであるため、友人と談笑することや、サークル活動もなく、気を紛らわす・ストレス発散の方法を複数持っていることの必要性を感じている。

最近、よく通っている美術館がある。様々なジャンルのアーティストや音楽家が出入りしており、毎回新しい出会いがある。そこで行われた若い画家の個展や、20人ほどの聴衆が集まったアットホームな音楽会に数回足を運んだ。自分の表現を研ぎ澄ましていくとともに、その過程を多くの人に見てもらい、フィードバックを得る。芸術は表現であるから、やはり人目に触れてこそ、存在でき、表現を深化させることができると再確認した。

これに鑑みて、自身の音楽活動も見直してみようと思った。具体的には主催公演に挑戦しようと考えている。これまで、ぼんやりと断片的なアイディアはあったが、試すには至ってこなかった。その一番の原因は不安のように感じる。

仙台に来た際、最後の学生生活でもあるし、何にでも挑戦しようと心に決めた。早速計画をスタートさせている。まずは一歩踏み出さなければ、何も得られない。やってみよう!

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